所長へのインタビュー

開業前は何をされていたんですか?

開業は2012年で、その前は大手の 監査法人に7年間、独立系のコンサルティング会社に3年半ほど在籍していました。

監査法人時代は、一部上場会社から、JASDAQ、上場準備会社まで、また、今となってはなかなか経験できないほど多種多様な業種の会社に行かせて頂きました。私の仕事の基礎となっている部分は監査法人時代に培ったものになります。


コンサルティング会社勤務時は事業再生やM&Aの業務を中心に行っていました。監査法人時代とは変わって、中堅・中小企業のお客様が多かったんですが、社長と一緒になって、会社の現状を分析して色々と案を考えて、数値で検証実行に移す、自分が頑張れば、会社を変えることができる。自分の仕事でお客さんに喜んでもらえることがわかったのはこの時です。泥臭い感じの仕事が私にはぴったりでした。


ともに非常にやりがいもあって良かったんですが、私の家では親が自営業をやっており、いつもそれを間近で見てきていて、いつか自分の責任で仕事をやっていきたいという思いが常にあり、前職を退職することを機会に独立開業するに至りました。

公認会計士 上原事務所の強みを教えてください

当事務所では口だけ、書面だけの仕事はしません。マンパワーが不足しがちな中小企業の現場に入りお客様と一緒になって考え、現状に対する思いを共有し、責任をもって仕事を完成させていきます。社長様と同じように会社のことを心配し、悩み抜く、本当の付き合いをしていきます。


また、税務調査対応や節税対策はもちろんですが、金融機関との付き合いが長く、金融機関が求める事業計画の策定や資金繰り改善、銀行交渉の支援までこなす事務所は多くありません。会社にとって一番重要な生命線は資金繰りです。お金がなければ事業を発展させることも給料を払うこともできません。今は問題ないと思っている社長様でも、将来困ったときにはすぐに当事務所では対応することができます。

得意としている会社はありますか?

問題がない会社より、問題が山積している会社、儲かっている会社よりあまり儲かっていない会社の方が好きです。会社が困っている・苦しい時の方が社長様と気持ちを1つにしてお役に立てるケースが多いためです。

 

事務所としてやっていくためには、もちろんある程度の顧問料を頂かないといけないことは確かですが、専門家として自分の知識と経験を提供することで、少しでも多くの会社のお役に立ちたいと常に考え、誠心誠意、心をこめて仕事を行っております。

お客様からの相談はどんなことが多いですか?

今後の会社の方針や資金繰り、融資、人事の事を相談されることが多いです。たまにプライベートの相談を頂くこともあります。社長様は私よりも年上の場合が多く、人生の勉強させて頂くことも多いです。専門的知識と今までの経験をふまえて、公平かつ客観的な視点でアドバイスすることを心がけています。

最後に一言

会社経営を行っていく上では会計数値だけ見ていてもダメだし、一方、営業現場だけ見ていても成り立ちません。両方の視点を持っていなければ適切な会社経営はできません。特にある一定の規模になるにつれて、現場に目が届かないところが増え、会計情報の重要性が高くなっていきます。
 
上場会社やいわゆる一流の会社になると、そのような視点を持つ方が当然に社内にいて常に目を光らせています。会社において資金に関するすべてをとりまとめることができるいわゆる番頭さんみたいな立場の方です。しかし、そのような人材を採用するには当然給料がかかりますし、また採用したとしてもその方が本当に番頭さんのような役割を果たしてくれるかどうかはわかりません。そんなとき、是非私たちを活用してみてください。社長の一番身近なパートナー、相談相手として、その会社・状況に最もふさわしい提案をして、社長が安心して経営に集中できるようサポートしていきます。

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